ファクタリング利用業種別成功例－EC事業業界編/インターネット通販業

EC事業とは、電子商取引の事ですが、端的に言えばインターネットビジネスの中で、Eコマースと呼ばれるものです。

今や、インターネットの普及によって、モノやサービスを売買する取引は、PCやスマートフォンの普及により、爆発的に伸びてきています。

かつては、副次的な意味合いであったEC事業も、大きな市場の一つと変わっています。

インターネット通販事業でのファクタリングのメリット

店舗を必要としない、インターネット通販業は、かつてはメーカーなどの小売店舗のような、副次的な扱いでしかありませんでした。

しかし、現在までに巨大化したインターネットの世界では、その売上市場も軽視できない存在となってきています。

インターネット通販業は仮想空間内での事業となりますので店舗がいらずそれに伴う固定費や光熱費、人件費なども必要としません。

一般的な事業は、起業する為の資金が必要となりますが、インターネット通販業は格安で開設でき、売買などの過程もすべて自動で行えるのが、大きな魅力と言えるでしょう。

また、もう一つの魅力は、個人事業主といった個人レベルでの経営が、可能だというところです。

在庫を抱える必要もありませんので、倉庫なども不要で、管理者が一人いれば、特に問題なく経営可能なところも、インターネット通販業の強みと言えるものです。

ただし、決して問題が無いわけではありません。

良く、通販サイトで見かける初回無料サービスや、激安価格での販売は、こちら側の経費として負担しなければならないことです。

また、ネット上での支払いは、電子決済で行われますが、支払い手段によっては入金遅延が問題となってきます。

さらに、商品開発や広告費用など、見えない部分でかかるコストの問題も、経営が後手に回ってしまう原因となります。

ファクタリングは、臨機応変な資金入手が可能な為、この業界でも大いに利用価値はあるでしょう。

私共のインターネット通販事業は、ほかのウエブショップなどとは、ビジネススキームの違いが大きく異なるところがあります。

まず、ネット通販は、初回無料キャンペーンや、商品の大幅な価格の引き下げなどにより、商品を強くアピールしていく必要があるというところです。

当然、これらの経費は、初期持ち出しとなりますが、その後は定期購入になる為、商品は自動的に定期的に発送され、安定した収益が約束されるといった構図です。

長期的にみれば、継続して商品の購入が期待できる為、月々の収益も安定し、商品の原価が安ければそれだけ会社の利益に反映されるという構図があります。

我が社も、現在人気のサプリメントや、健康食品を主に取り扱っていますが、どうしても開発コストや広告宣伝費、定期的な発送にかかってくる、こん包費用や発送代金などもばかになりません。

ここでネックとなるのが、クレジットカード決済による入金遅延が、かなり致命的な問題だというところです。

基本的に、我が社へと入金されるのは、1か月から2カ月先となり、初回キャンペーンを適用していれば、さらに入金が日延べされるという悪循環があります。

今回は、その解決策として、3社間ファクタリングを選択させていただきました。

ファクタリング会社が間に入り、決済代行会社と粘り強い交渉を行ってくれた為、手数料を一けた台にする事が出来ました。

今回のように、3社間ファクタリングを仲介してくれるファクタリング会社であれば、わざわざ依頼者が売掛先に出向く必要はありません。

これは、互いの利害関係に問題が生じないケースで、すべての3社間ファクタリングが、円滑な流れで承諾を得られるとは、限らないのが難しいところです。

＼メリット盛り沢山／