ファクタリング利用業種別成功例－建設/建築業界編/管工事業

建設業の中でも、重要な位置づけである管工事業は、建設業許可業種29のうちのひとつとして知られています。

一般の方には、あまりなじみのないものですが、あまり人目に付かない部分の工事の為、管工事が下水道管の工事だけだと勘違いされている方もいらっしゃるようです。

中身をみると、実は管工事は非常に幅広いものだということが、お分かりいただけるでしょう。

管工事業でのファクタリングのメリット

管工事と聞くと、一般の方では上下水道管や配水管などといったイメージが強く、うちにはあまり関係のないものとお考えの方が多いかと存じます。

しかし、実際には、冷暖房から空気調和、給排水や衛生等の為の設備を設置し、建設業の中でも配管などの設備の工事を行う専門分野的な工事が必要な業種です。

私たちの生活の中でも、意外に身近な存在であり、様々な専門の設備とともに、金属製等の管を使用し、水/油/ガス/水蒸気等を送配する為の設備を設置する工事を請け負っています。

管工事業は、大型のビル施設から一般家庭の住居まで、幅広くかかわっており、日本の建築業界の根幹ともいえる部分を担っています。

その工事内容もかなり幅広く、冷温水配管から冷媒配管、蒸気配管などの配管及び給水、給湯や排水などの衛生配管工事もその一例です。

また、公衆浴場やスーパー銭湯などに見られる、衛生機器や風呂設備などの機器類設置も、必ずこの管工事が必要となってきます。

レストランやホテルの厨房などの需要も高く、調理器具などの厨房機器から熱源機器、排気フード設置工事及び、空調や排気/排煙などのダクト工事も、管工事業の業務の一環として行われています。

建設/建築業界の、一部としてみなされていますので、大きな施工工事になればなるほど、大幅な利益が見込まれることになります。

また、どうしても後付け的な工事も多く、納期のずれによって入金が遅れやすいといったリスクがあります。

管工事の仕事は、管工事施工管理技士といった専門の国家資格が必要で、社会保険労務士の受験資格が得られるほか、一級管工事施工管理技士であれば、建築設備士試験も受けることができます。

現在我が社は、9名ほどの規模の小規模工務店に過ぎませんが、ほかの工務店さんたちとも付き合いが多く、お互いに仕事を助け合っている為、お蔭さまで仕事が尽きる事は無くなりました。

ファクタリングは、同業者からのアドバイスで知ったのがきっかけで、適度にお付き合いさせていただきさせております。

今回は売掛金発生のうち、300万円ほどを融通していただきましたが、大規模なマンションの施工依頼で、資金が不足するのを補うための措置でした。

意外と私共の仕事は、仕事がとても集中しやすく、工事の規模によっては職人不足に陥ってしまうのです。

その為、これまでは仕事を断るか、ほかの工務店との共同で作業に当たっていました。

しかし、現在は十分な資金を調達できる為、私共のような小規模な工務店であっても、単体で仕事が行えるようになったのです。

職人たちを十分に配置する為には、それなりの人件費が必要となり、工事代金のように従業員たちの給与を引き延ばしする事はできません。

2社間ファクタリングとあって、手数料は多少割高ですが、その分大きな請負が可能となった為、こちらにとってはかなりのメリットと思っています。

今回はある意味、特殊な職業とも言える管工事業での利用事例でした。

もともと、ファクタリング業界は、建設/建築業界に対する対応に柔軟で、サービスを利用しやすい傾向にあります。

融資とは異なり、売掛金をどのように使うかは、利用者の自由意思ですので、様々な局面で利用する場面があるでしょう。

＼メリット盛り沢山／