ファクタリング利用業種別失敗例－教育・学習支援業界編/専門学校

教育/学習支援業界には、幼稚園や小中学校/高等学校/大学などの教育機関が、第一に思い浮かんでくるのではないでしょうか。

実は、この業界はかなり幅が広く、学習力や予備校を始めとする専門学校や、社会人を対象にした語学/資格スクールやカルチャースクールも、教育/学習支援業界に含まれています。

専門学校事業でのファクタリングのメリット

とある、教育産業市場に関する調査によれば、2015年度における教育産業の市場規模は、2兆5006億円規模ともいわれ、前年度よりも1%ほどの減少を見せているようです。

しかし、学習塾/予備校市場では、逆に2%ほどの伸び率を示しており、少子化の影響で懸念されている中で、様々な取り組みが功を奏している様相です。

さらに、新たな市場ともいえる企業向け研修サービス市場、英会話/語学学校の分野でも、それぞれに1%以上の伸び率を示しているのは見逃せません。

こうした中で、特に目立った動きを見せるのが、文部科学省が取りまとめた教育の情報化ビジョンの最適化がみられることでしょう。

現在、急速に情報化し続ける、世の中の流れに対応すべく、教育関連業界ではITを最大限に活用した学びが求められています。

実際に小中学校などでは、コンピューター学習に続いて、タブレット端末の導入が進んでいるようです。

数年前から学習塾や予備校などでも、安価に映像授業を受講できるような、低価格帯でのオンラインサービスが登場し、かなりの注目を集めています。

これにより、既存の対面学習の在り方が、絶対的なものではなくなっているのも事実です。

専門学校事業での、ファクタリングのメリットは、安定した月謝が見込める為、これを債権として資金を調達する事が可能だというところです。

少し前までは、難しかったこうしたファクタリングも、現在では利用できる業者が増えています。

我が校は、現代日本社会の根幹をつかさどる、自動車産業の補修/管理を担う、自動車整備士の育成の為の専門学校です。

ご存じのように、自動車整備士は国家資格であり、一級/二級自動車整備士及び、車体自動車整備士の資格取得に向けて、専門知識の向上と技術取得の基本方針に基づいて学校経営を行っています。

生徒たちが常にエンジョイできるよう、広大な敷地内には走行テストコースを含めた教育施設、あるいは実習の場が設けられています。

さらに、学生たちが学んできている技術や知識を存分に生かせるよう、放課後なども常に開放しております。

ファクタリングの事を知ったのは、インターネットを介して、資金活用の一つの手法として借入金とはならない、ファクタリングに興味をもったからです。

本校は来年度の目玉として、新たなコースの設置を考えていた矢先で、その為の資金に利用しようと思い立ちました。

ネットで調べてみると、手数料1%からといったファクタリング会社を見つけ、早速情報を共有して、この会社にサービスの依頼を申し出たわけです。

三日後には、審査は順調に完了し、いざ契約といった段階となり、手数料が10%になっていることを見つけました。

すぐに指摘しましたが、担当者はこれは標準の手数料だと言い、正当性を求めてきました。

しかし、手数料1%からとの記載があったことから、せめて一けた台にと落としどころを模索しましたが、初めてだからということで求めには応じてくれませんでした。

結局、断りの電話を入れ、ほかの業者に依頼することにし、3%ほど安くする事が出来ました。

ファクタリングそのものは、比較的古くからあるシステムですが、日本ではそれほど一般的ではなかった為、現在でも業者の対応はまちまちです。

手数料の問題も同様で、分かりにくい表示も多い為、初期の段階でしっかりと確認しておきましょう。

以上、ファクタリング利用業種別失敗例－教育・学習支援業界編/専門学校…でした。

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