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銀行との正しい付き合い方とは?【事業者必見】

銀行との正しい付き合い方とは?【事業者必見】 ファクタリングコラム
銀行との正しい付き合い方とは?【事業者必見】

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この記事でわかるポイント

  • 銀行との正しい付き合い方
  • 銀行との付き合いが下手な会社は損をすること
  • 銀行との情報共有の仕方

よく資金調達関連のブログなどで、銀行融資は一般向けではない、審査が厳しく融資が難しいなどと、やたら目にする方も多いのではないでしょうか。

実際には、日本の金融機関を見ると、銀行の割合もかなり多く、大きな会社に限らず中小企業事業者でも、銀行からの融資を受けている会社が、非常に多いのが本来の現状です。

マナミ
マナミ

確かに、金融関連のサイトなんかを見ると、銀行融資は一般向けじゃないって書かれているのをよく目にするわ。

ユースケ
ユースケ

それは、プロパー融資に関してなんだろうけど、銀行融資が難しいわけじゃないんだ。

マナミ
マナミ

でも、銀行融資が、簡単というわけじゃないんでしょ。

ユースケ
ユースケ

資金調達が、前提とされているからね。でも、中には自己資本のみで、経営を行っている企業も存在するよ。

マナミ
マナミ

へーえ、融資を受けずに、事業を行っているわけ ?

ユースケ
ユースケ

基本的にはね。

マナミ
マナミ

興味あるわ。

ユースケ
ユースケ

そこで今回は、資金調達を楽にする為にも、銀行との付き合い方を考えてみよう。まずは、借り入れを行わない無借金経営について、解説しておこうね。

マナミ
マナミ

よろしくお願いします ! 先輩。

無借金経営実現の可能性とは

一般的に会社を設立する場合、金融機関などの融資を受け、借り入れによる事業展開が一般的な流れです。

しかし、こうした経営を方針に、対比するような事業経営が、無借金経営と呼ばれるものです。無借金経営は、借り入れなどによる資金調達に頼らず、基本的には自己資本と剰余金となる内部保留のみで経営を行うことを指しています。

内部保留とは、いわば企業の資産にあたる自己利益によるもので、売り上げなどによる利益余剰金とされるものです。一般の方であれば、本当に無借金経営は可能なのか、といった疑問を感じる方もいらっしゃると思いますが、実際に日本では「名古屋式経営」として認知されているものです。

名古屋式経営は、その名称の通り、中京圏に見られる会社の経営方針の一つです。

普通、起業するにも、事業を展開していくにも、事業資金として借り入れが必要とされているのにもかかわらず、本当に無借金経営が可能なのでしょうか。実は、世界にも誇る日本の大企業、トヨタ社がその実例として挙げられます。

厳密に言えば、子会社にファイナンス系列を持ちますので、完全とは言えないまでも、トヨタ自動車の単独会計では、社債以外の借り入れは行われていません。こうした巨大企業としては、世界的にも稀有な無借金経営で知られるトヨタ社ですが、徹底的に無駄を排した経営方針の源泉は、古くから伝わる名古屋式経営そのものです。

名古屋式経営の特徴として、石橋をたたいて渡る、または石橋をたたいても渡らないといった比喩が存在しますが、冒険を嫌う慎重な経営方針はこうした言葉に集約されています。

実際に、日本のバブル期の時代、1990年代の昭和末期には、日本経済はバブル期の真っただ中でした。しかしトヨタ社は、こうした時代においても、堅実な経営方針を貫き、多くの企業に見られる浮利を追求するようなことはありませんでした。

結果的に、バブル崩壊後も、多くの企業が負債により不況に見舞われる中、トヨタ社は大きなダメージを負うことなく、名古屋式経営の健在ぶりを世間にアピールしました。

こうしてみると、無借金経営は、経済活動において堅実で優れた経営手法と言えますが、必ずしもメリットばかりではないようです。というのも、経済的な考え方において、自己資金で事業を行うよりも、借入をした方が金利分だけ経費処理ができ、税制面で有利であることも理論的だからです。

マナミ
マナミ

へーえ、無借金経営って、現実にあり得る話なのね。

ユースケ
ユースケ

完全に、無借金というわけではないんだけど、老舗のお店なんかを含めて、小規模なお店は意外と多いね。

マナミ
マナミ

借金しないで、経営できるなんて素晴らしいわ。

ユースケ
ユースケ

確かに、借金無しの経営を実現できることは、とても素晴らしいことと思うけど、デメリットが無いわけじゃないんだよ。そこで、無借金経営に関する、メリットとデメリットを分けて見てみよう。

無借金経営のメリットとデメリット

一般的な経営概念として、事業資金は銀行などの金融機関から、借り入れを行うことにより資金調達を行っています。

一方で、無借金経営は、あくまでも自己資本のみで、事業資金を賄うことになります。無借金経営は、確かに融資を行わない経営戦略の一つですが、企業間取引における買掛金や退職給与引当金といったものがあり、バランスシート上では負債に当たりますので、完全な無借金経営というわけではありません。

確かに無借金経営は、借金をせず健全な事業経営のように見えますが、具体的にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょう。そこで、無借金経営に関するメリットと、デメリットについて、確認しておく必要がありそうです。

無借金経営のメリット

借り入れによる返済と利息がない

無借金経営ですので、基本的には借り入れによる返済金や利息といったものが存在しません。特に、借り入れによる利息は、少なからず経営に重くのしかかってきます。例えば、2,500万円の借り入れを行っていれば、金利2%として5年間での利息分は200万円と、決して少ない額ではないからです。

会社の信用度アップにつながる

借金をしないということは、財務状況や売り上げが安定していることを意味し、堅実な経営が実現できているとみなされます。したがって、取引先を含め、外部の会社からの評価は上がり、会社の信用度アップにつながることになります。

金融機関の影響を受けない

銀行融資に、依存している企業を見ると、条件によっては融資先の銀行からの意向を、無視できないことも多いものです。無借金経営の場合、こうした外部の圧力が一切ありませんので、経営陣による自由な意思決定により、事業が進められるのは大きなメリットです。

マナミ
マナミ

やっぱり、余分な支出がない分、節約効果が期待できるわね。

ユースケ
ユースケ

それは、次に紹介するデメリットを見て、再検討してみようか。

無借金経営のデメリット

無借金経営は、外部からの借り入れがない為、事業が自由に展開できるのが大きな強みです。しかし、そこにはメリットだけではなく、デメリットも存在しています。

資金繰りの悪化に対応力が乏しい

無借金経営とはいえ、仕入れ代金や固定費・人件費などの支払いは、毎月発生するものです。中には、予想していなかった支払いが発生する事もあり、無理をして一括払いすることにより、資金繰りが悪化してしまう可能性があります。

突発的な資金需要に対応しにくい

余裕があればよいのですが、突然の大量受注も発生する事もあり、いざという時に資金が足りないでは、ビジネスチャンスを逃すことにつながります。

金融機関からの信用を得にくい

無借金経営のメリットに、会社の信用度アップといったものがありますが、逆に金融機関からの信用度は得にくくなってしまいます。というのも、銀行融資の査定には、取引実績も企業の信用力に含まれているからです。

かいつまんで言えば、どの銀行であっても、借り入れを行い、それを返済した実績があれば、金融機関の信用度を得やすくなるということです。一見して、その銀行に預金があり、経営が安定していたとしても、こうした取引実績がなければ、融資を断られてしまう可能性もあります。

企業の発展や成長速度の低迷への懸念

通常、企業は新規事業や、事業拡大を行う際には、これに伴う計画書の作成や資金調達を行います。しかし、自己資金のみで賄う無借金経営では、すべて自前の資金で行いますので、どうしても事業スピードがかける恐れがあり、そうしたことが成長速度を妨げてしまうことが考えられます。

倒産の危機に対応しきれない

無借金経営は、その前提として、融資を行うといった戦略が薄いといえます。

こうしたことから、急激な資金繰りの悪化に対応しきれないことも考えられ、気がつくと資金が底をついてしまい、一気に倒産といったことも考えられます。

一般的な企業は、融資を事業資金の支えとしており、万が一の経営危機の際には、追加融資で難を逃れることも多いからです。

このように、無借金経営には、メリットがある一方で、致命的ともいえるリスクも存在しています。

マナミ
マナミ

あらあら、デメリットの方が多いのね。

ユースケ
ユースケ

ま、経営の考え方なんだけど、将来的に規模を大きくしたいのなら、どうしても借り入れは必要になってくるね。そこで、銀行との付き合い方を考えてみよう。

銀行との付き合い方が下手な会社は損をする

銀行融資を成功させる方法の一つに、銀行との付き合い方を上手に行うというものがあります。しかし、銀行と上手に付き合うといっても、実際にどのように担当者に接してよいのか、起用して間もない経営者であれば、かなり迷ってしまいます。

そこでまず、融資の在り方を考えてみましょう。銀行融資は、あくまでも最終的な判断は、担当者の上司である支店長クラスが行うことになります。

ただし、融資の可否は、あくまでも人同士の交渉の結果であり、微妙なラインにある場合は、交渉の良しあしで融資を断れるれてしまう、といったことも少なくありません。銀行の付き合いといっても、担当者とのコネクションを持つ、あるいは個人的に仲良くなるといったことではありません。

要は、銀行とのコミュニケーションをもつといった意味で、担当者の印象を良くしておくのが、後々の融資でスムーズな資金調達に結び付くからです。

考えてみれば、銀行も重要な取引先の一つですので、取引先と同じように関係性を構築しておくことは、必ずプラスにつながるものです。

では、逆に銀行との付き合い方が下手な会社とは、いったいどのような会社なのでしょう。

まずは、反面教師として、銀行との付き合い方が下手な会社の特徴を、いくつか挙げてみましょう。

借りたいときだけに相談しに行く

資金調達が必要になった時に、銀行に出向くのは普通ですが、赤字決済になりひっ迫した状況で融資を申し込むのは、あまり良い印象を与えません。

借りたら借りっぱなし

融資が成功したからと言って、その後なにも音沙汰なしでは、良い印象は何もありません。担当者との関係性も非常に重要で、借り続けていく事も信用情報に有利に働きます。

折り返し融資や追加融資など、先々のことを見据えた関係性を構築していくことは、将来的にも前向きな融資にプラスに働きます。

特定の銀行だけと取引を行っている

いわゆる、一行取引と呼ばれるものですが、お付き合いのある銀行にとって一見、信頼関係が構築されているように見えます。

しかし、一つの銀行だけと取引を行っていると、その銀行の言うがままになりやすく、仮にその銀行に見限られてしまえば、事業が立ち行かなることは明白だからです。

さらに、複数の銀行と取引があれば、競争原理が働くことは明白で、融資を多く引き出せたり、金利を下げられる可能性も増えていきます。

つまり、借り入れ条件を、有利に進めることができるわけです。

書類の準備よりも口先だけで説明してしまう

話術の達者な人物であれば、口先一つで相手を説き伏せてしまうということもよくあることです。しかし、担当者は、決してそのようなことは求めていません。

なぜならば、銀行は書類を重視しますので、必要書類を提出したうえで、その旨の説明を聞く必要があるからです。

したがって、融資の際には、まずは決算書や資金繰り表、借入残高推移表など、必要書類を提示した上で、担当者の問いに明確に答えていく必要があるのです。

担当者との定期的な情報交換が全くない

多くの企業では、提出した資料に対して、定期的に報告するといったことは、あまり行われていないようです。

前述の通り、いわば投げっぱなしの状態で、銀行との付き合いを考える上で、あまり上手な方法とは言えません。担当者にしてみれば、融資後の会社の経営状況は、報告なしに語ることはできません。

したがって、定期継続的に試算表などをもとに、情報提供をすることにより、企業の経営状況をより的確に把握できますので、銀行はその状況をいち早く察知できます。

例えば、状況が良ければ融資が行いやすくなり、逆に状況が悪くなれば、追加融資など早めの対処を検討してもらえる、といったことが期待できます。

マナミ
マナミ

なるほど、借り入れを検討していくなら、銀行との関係は築いておかなければならない訳ね。

ユースケ
ユースケ

そういうことになるね。

ただ、付き合い方といっても、コツがあるんだよ。

マナミ
マナミ

それはぜひ聞いておきたいわね。

ユースケ
ユースケ

それじゃ、資金調達を成功させる為にも、上手な銀行とのやり方を解説しておこう。

資金繰りに失敗しない為の銀行との上手な付き合い方

銀行との付き合いのメリットは、普段から取引を行うことにより、資金繰りが行いやすくなるという点です。いざ資金繰りにひっ迫しても、普段から付き合いがあまりなければ、積極的な融資に期待できないからです。

また、良いアイデアがあっても、思うように資金が入手できなければ、せっかくのビジネスチャンスを見逃してしまう恐れがあります。そこで、銀行と上手に付き合う為にも、いくつかのポイントを押さえていく必要があります。

銀行と上手に付き合うポイント

担当者に頼りすぎない

銀行との行員と聞けば、いかにもその道のプロとの認識があります。経営者の中には、お金に関する専門的な知識が乏しいといった方も少なくない為、どうしても銀行員に頼ってしまいがちです。

もちろん、銀行員はプロであることは間違いありませんが、会社の内情について細かく理解しているわけではありません。また、経営に関して、理解度が高いわけではありませんので、頼るべきところを履き違えてはなりません。

専門的な知識の活用

前述したように、銀行は融資のプロですが、経営に長けているわけではありません。なぜなら、世の中には様々な業種があり、そのすべてを細かく把握できているわけではないからです。

その為、普段から会社の事業展開など、将来像を大きく語るとともに、専門的なこともある程度共有しておく必要があります。

銀行の担当者は、こうした継続的な付き合いにより、より会社の理解力が増え、ひいては信頼を得ることにつながるわけです。

無駄な付き合いは行わない

銀行との付き合いの中で、長年の信頼関係を築いていくと、担当者から頼られる事も少なくありません。

定期預金も、そうした付き合いの一つで、日ごろの付き合いから、なし崩し的にこうした定期預金を承知する経営者も少なくありません。

もちろん、定期預金が悪いとは言えませんが、こうした定期預金を行うことにより、大切な運転資金を安い定期預金金利で、相殺してしまうことにもなりかねません。

なぜなら、こうした付き合いが多くなれば、結果的に無駄な銀行協力が、資金繰りを悪化させてしまう可能性もあるからです。

会社に余力があればよいのですが、銀行と正しく向きあう事で、相互理解を深めていくことこそ、銀行との関係改善につながっていきます。

マナミ
マナミ

言いなりになるだけじゃだめだよね。

ユースケ
ユースケ

大切なのは、一方通行の付き合いではなく、お互いが共感できる共通の話題を共有しておくことなんだ。

マナミ
マナミ

なるほど。意思疎通が大切なのね。

ユースケ
ユースケ

いざという時には、こうした人脈が、会社の危機を救う糧となるんだ。

マナミ
マナミ

よく勉強になりました。ありがとうございます ! 先輩

まとめ

一般の方でも、顔見知りというだけでお金を貸さないように、銀行も融資に関しては非常にシビアと言えるでしょう。

しかし逆に、借り入れに関して、毎月きちんとした返済を行い、人となりも理解できれば、次も借りてもらおうと思うはずです。

あくまでも銀行は、事業として融資を行っていますが、こうした付き合いの積み重ねが重要となってくるのです。

FW編集部
FW編集部

以上、銀行との正しい付き合い方とは?【事業者必見】…でした。

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