ファクタリング利用業種別失敗例－製造業界編/仕出し弁当調理製造業

仕出し弁当業界も、以前までと比べてみると、随分と様変わりをしてきました。

これまでは、宅配弁当や持ち帰り弁当が主流でしたが、過剰ともいえる多様なサービスにより、差別化を目指す会社が増えてきました。

また、業界独自のジレンマもあり、変りばえのしない弁当の中身のせいで、定期的に会社を変えられてしまうといった傾向もみられます。

仕出し弁当調理事業でのファクタリングのメリット

仕出し弁当調理事業は、ほかの業種のように、特殊な技量を必要としない為、現在多くの会社が参入している状況です。

しかし、私たちにとって、重要な位置づけである衣食住の中で、最も大切なのが食文化あるいは食生活に関する問題と言えます。

仕出し弁当業界に、需要が多い理由として、安価で手軽に食事ができるというところでしょう。

弁当の文化は日本独自のもので、弁当の歴史を紐解いてみると、かなり興味深さをおぼえます。

日本のコメは、世界でも生産量の少ないジャポニカ米と呼ばれるもので、冷めても風味が落ちにくく、柔らかいといった特性を持っています。

また、ささや竹/重箱の存在なども、弁当には欠かせないものでした。

海外にも、弁当に近い文化は存在しますが、日本のように発展しなかったのは、気候や日本の食材/文化面など、様々なニーズが日本の風土にマッチしていたからこそほかなりません。

仕出し弁当調理のみならず、料理で一番注意しなければならないのが、食中毒といった問題です。

弁当は、様々なおかずを楽しめるのが特徴で、幕の内弁当や松花堂弁当/駅弁やキャラ弁など、それぞれに特色をもった魅力があります。

しかし、作り置きなどは大敵で、煮汁などは食中毒の原因となってしまいます。

仕出し弁当調理事業での、ファクタリングのメリットは、現金商売であるほかの料理店などとは異なり、売掛金が発生する為、ファクタリングが可能だというところです。

現在、私共の会社は一般法人化していますが、もともとは古くから仕出し専門の日本料理店でした。

今のように、ケータリング事業や仕出し弁当に特化したのは、業務を拡張していきたいといった思いだけではなく、食を通して皆さまの健康を願うといった想いがあったからです。

仕出し弁当に関しては、大小様々な病院やクリニック、特定の会社や施設などの契約により、定期的な弁当の数量を卸しております。

ファクタリングの事を知ったのは、つい先頃のことで、売掛金が現金化できるというのを聞いたからです。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、食べ物の世界はもうけの薄い業界で、薄利多売が基本となっています。

売り上げのほとんどは、人件費と食材の購入費や光熱費に充てられる為、現状ではようやく商売が成り立っているというところです。

今回資金調達をしたかったのは、鮮度面の劣化が少ないガス注入可能な、真空パック機器の導入を行う為です。

当初は、有名な銀行だからと思い、ファクタリングを申し込みましたが、十日経っても返事が来ず、担当者に連絡すると、業績の面で審査がおりませんと愛想のない返事。

かなり腹が立ちましたが、結局ほかの業者に連絡を取り、書類面はそろっていたことから、次の日に現金化することはできました。

銀行のファクタリングって、何か意味無いなと思ってしまいました。

銀行系のファクタリング会社は、基本的には銀行の業務を引き継いでいますので、審査もそれなりに厳しいと言います。

また、審査に時間をかけることが多く、審査に通ったとしても、ある程度の日数を要する事が多いといえます。

以上、ファクタリング利用業種別失敗例－製造業界編/仕出し弁当調理製造業…でした。

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