ファクタリング利用業種別成功例－サービス業界編/宿泊業

夏休みや冬休みといった大型連休や、ゴールデンウイーク/年始年末休暇など、一生のうちに人はどれほど旅行に出かけるか数えきれないほどでしょう。

特に、旅行を趣味に持つ方は、ちょっとした連休や有給休暇を活用して、海外にまで羽を伸ばす方がいらっしゃるようです。

旅行には欠かせない宿泊業ですが、何も旅行だけに限りません。

多様化する様々な宿泊施設事業での業種

宿泊業は、宿泊の為の施設を要し、施設の利用によって収入を得ることを生業としている業種です。

宿泊施設の形態もさまざまで、料金の違いや利用者の用途によっても異なり、中には盲導犬も含めてペット可能な宿泊施設もあります。

日本における宿泊施設は、すべて旅館業法によって細かな規定があり、仮眠施設とは取り扱いが異なっています。

旅館業での業種の分類に関しては、旅館営業/ホテル営業/簡易宿所営業/下宿営業とに分類されており、旅館とホテルの違いは、宿泊所の形態が和風であるか洋風であるかとの違いです。

簡易宿所は、多人数で共用するスペースや、構造を持った宿泊施設のことを指しています。

そして、下宿営業は、一月以上の期間を単位として、宿泊料を設けている形態で、主に学生などが多く利用しています。

また、仮眠施設は、旅館業法の適用外の施設で、寝具などが備え付けられていないのが特徴です。

こうした宿泊施設は、大きく分けて宿泊料金に食事が含まれている施設と、純粋な宿泊目的の施設とに分けることができます。

食事付きの宿泊施設には、和風のタイプが旅館や観光ホテル/民宿/国民宿舎などがあり、洋風タイプでは郊外の高級レストランに見られるオーベルジュを挙げることができます。

純粋な宿泊施設としては、ビジネスに多用される都市型のカプセルホテル、ビジネスホテルなどがあり、ウイークリーマンションやマンスリーマンションなども、これらの形態に含まれます。

私共のホテルは開業以来、主要都市の駅前周辺に、宿泊施設事業展開してまいりました。

一般的なホテルや旅館とは異なり、完全宿泊タイプのビジネスホテルでございます。

ビジネスホテルとはいえ、お客さまのニーズもあり、各ホテルの1階フロアには、お食事どころとして居酒屋&喫茶店を用意しております。

この業界に飛び込んだのは、実家が小さな旅館業を営んでおり、宿泊業に関して身近なものだったからです。

高度成長期には、大盛況であった実家の旅館も、バブル期を境にして鎮静化の一歩をたどります。

当時の私は、まだ学生だったことから、後を継ぐ気もなく大学へと進学します。

しかしその後、世間や自分の見方も変わり、経済学の勉強を進めながら、ホテルマンとしての道を歩んだのです。

父も高齢になり、実家の旅館の後を継ぐと、様々なうよ曲折を経て、食事を強要しないタイプのビジネスホテルへとかじ取りしました。

これが功を奏したのか、ホテル経営は順調に進み、その後新たに4店舗のホテル事業に着手します。

ホテル内に厨房を必要としない為、その分宿泊スペースを確保できるビジネスホテルは、私共の基本戦略の一つです。

ファクタリングの利用は、取引き先のお客様から、3社間なら承諾するよといった軽い一言がきっかけでした。

お蔭さまでそれなりの企業様の顧客を確保でき、大きな金額ではありませんが何度か利用するようになりました。

基本的に、多くの宿泊施設では、クレジット払いも含めて、現金払いが基本となっている為、ファクタリングの利用は難しそうです。

しかし、今回のケースのように、特定の企業に委託した宿泊費の売掛金が発生していれば、ファクタリングは可能となります。

＼メリット盛り沢山／